10月24、25日 須川展也サクソフォンコンサート@福岡


とても親しみやすい名曲を選びました。曲毎に紹介しますね!
映画マイフェアレディーより「踊り明かそう 」
この曲は主人公のイライザが苦労の末、ついに美しい英語を喋れるようになってその喜びが溢れ歌う大名曲。
石川亮太さんのアレンジもその映画のシーンが目に浮かぶようなワクワク感たっぷりのものです。
バッハの2曲はヴァイオリンの曲です。
とてもチャーミングなメロディーで思わず身体をリズムに合わせて動かしたくなる「ガヴォット(無伴奏パルティータ3番より)」と、音楽界最高の美しいメロディーの「G線上のアリア 」。
時代を超えて、いろいろな楽器でも演奏される大名曲です!
そして長い音が続く美しい旋律が心に響く、ヘンデルの歌曲、「オンブラマイフ(懐かしい木陰で) 」。
サクソフォンのヴィブラート奏法での演奏で、歌のように感じで頂けたら嬉しいです。
「ロンドンデリーの歌 」は誰もが知るアイルランド民謡、世界の名旋律。
これも石川亮太さんのとてもとても美しいアレンジが見事です。
僕のコンサートでもとても多く演奏させて頂くイチオシの曲の一つです。
「F.ボルヌ(T.ロト編曲)/カルメン幻想曲〜ビゼーのカルメンのメロディーによる~」
ビゼー作曲のオペラ「カルメン」のハバネラを中心とした名旋律とその変奏曲で構成される華やかなカッコいい曲。
原曲はフルートの為に作曲された速いフレーズが光る超絶技巧の曲をサックスでチャレンジします。
演奏しながらワクワクします!
科学館では、プラネタリウムの近くで演奏するので、宇宙ファンタジーで選んだ曲もあります。
ディズニー映画のピノキオより「星に願いを」をシンプルな美しさ、
グレンミラーの「ムーンライトセレナーデ 」はゆったりと踊れるように流麗に流れるリズムと和音の素晴らしさを活かします。
世界中で愛されている曲ですね。
挾間美帆さん作曲の「グラヴィティアシスト 」。
現代曲とジャズティストのミックスされた新しい曲です。
ジャズを中心とした作曲家として世界に知られる挾間美帆さんに委嘱して作曲して頂いた曲です。
曲に物語性を盛り込んだ、6分程の無伴奏の曲です。
GravityAssistは宇宙に関わる、重力アシストの意味です。
惑星の引力の力で宇宙船のスピードを変えていくイメージを表現しています。
シリアス&エンジョイをお楽しみください!
「日本民謡による狂詩曲 」は日本の民謡を西洋音楽のリズムと和音を結びつけて石川亮太さんに委嘱して作曲して頂いた人気曲です。
皆さんのよく知っている津軽ジョンガラ節や竹田の子守唄、阿波踊り等、素晴らしい構成と音楽語法で、サックスの代表曲として世界に知られるようになりました。
海外で演奏してもとても喜んで頂ける素晴らしい曲です!
V.モンティーの「チャルダッシュ 」は、物悲しいメロディーで切々と歌い、
途中からは 踊れば人生は素晴らしい!楽しい!と言っているような華やかな躍動感がコンサートのテンションを上げてくれます。
歌心と超絶技巧をお楽しみください。
田川市美術館では、福岡市科学館でのプログラムと共通していますが、
美術館での演奏ですから、ムソルグスキー作曲の「展覧会の絵」から オーケストラ(ラヴェル編曲)ではサックスがソロを演奏する「古城 」と、美しさを讃える曲「モナリザ」を、
もしかしてモナリザの絵を讃えるような歌詞かとも思えるところがあって…
プログラムに入れてみました。
どちらのコンサートでも皆さんに身近に音楽の喜びをお伝えできたら嬉しい!の気持ちを込めてのプログラムです。











